被災地の皆様へ・木版画の贈り先を募っています。

  • 2013年March11日(Mon) 10:51 JST
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    Admin
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京都のNPO法人風と申します。東日本大震災が発生した後、被災地の皆様へ復興支援に少しでもお役に立ちたいと、現地入りして、私たちでできることで支援をしてまいりました。しかし、東日本大震災から丸2年が経過した今も、遠く離れた京都の地から見ていても遅々と進んでないように見える復興に、現地の皆様は、日々大変な思いでお過ごしのことと思います。

このような時に、私たちの被災地支援の活動に賛同された京都の版画家西真氏から「京を描いた1000点の木版画」(シートの状態)を被災地の皆様のために役立ててほしいと、私どもは託されました。しかし、シートのままでは飾れないので、1000点の木版画の額代を捻出するために、今、京都を中心にコツコツと支援金を集めて額をお付けした状態でお贈りして、皆様の暮らしに少しでも彩りを添えることができたらと準備を進めております。御送りする施設は、今、皆様が集うところや、復興支援のために働いてくださっている施設、また、これから新しく完成する病院、役所、学校、図書館、などの施設等に飾って頂けたらと思っています。ただ、現地の様子がよく分からないので、私たちが考えている以外に皆様に喜んでいただけるような有効な飾り先があるかもしれません。

皆様が集う施設の空間に飾って頂いて、京都という遠く離れた地からも皆様の復興を願っていることを知って頂けましたら大変嬉しく思います。皆様からのご連絡をお待ち申し上げております。

                    NPO法人風 代表 池田真知子

 

    

    

【京を描いた1000点の木版画寄贈に至る経緯について】

1000点の木版画をお贈りすることになった経緯を少しお話しさせていただきます。
NPO法人風の活動の一つに、電気に頼り過ぎた現代人の暮らし を見直すきっかけになれたらと、400年もの長い間日本人に親しまれてきた「うちわ」を暮らしに復活させる提案を様々な形でしています。
そんな時、東日本 大震災が発生。NPO法人風でも、少しでも被災された皆様のお役に立ちたいと、2011年の7月、夏の救援支援物資として「風オリジナル京うちわ」1000点を製作して、釜石市や大槌町の避難所でお配りしました。また、その時に「うちわ作り」のワークショップを開催して現地の皆様との交流も持ちました。翌年の2012年も同じように、「うちわ」で復興支援をさせていただいております。   
そんな私どもの被災地支援に対して京都の版画家西真氏から、アトリエに保存されていたシートの状態での「京を描いた1000点の木版画」を被災地で役立ててほしいと託されることになりました。木版画に描かれた美しい京都の風景が、被災された皆様の暮らしを彩り、心を少しでも和ませることができたらと、皆様 の元に届けるお役を私どもはお引き受けすることにしました。

【被災地へ贈る1000点の木版画について】

京都生まれの作家西真氏が、京都を代表する美しい風景を木版画作品にしたものです。
絵と彫りは作家自身が、刷りは、浮世絵以来の木版画の伝統を継承してきた名刷り師の方々の手によるものです。また、日本の伝統の和紙に刷られた作品は、原料である「こうぞ」の繊維の中に顔料が深くしみ込むことで深みのある豊かな色を保っています。日本の伝統である「手刷り木版画」の良さを今に伝える作品です。

【作家・西真略歴】
1933
年京都に生まれる
京都市立美術大学日本画科卒業。現在、京都嵯峨芸術大学名誉教授
受賞歴:いのち賛歌-日本画百人展 特選 (京都府主催)/
作品収蔵:京都国立近代美術館/京都市美術館/京都府資料館
京都市立芸術大学/何必館・京都現代美術館/


寄贈の作品(額装)のサイズです。

額サイズ 42×53cm(タテ×ヨコ)
雪の嵐山 龍安寺・石庭 鴨川夜景 3種類

額サイズ 30×40cm(タテ×ヨコ)
苔寺の秋・心字池、 月明りの石庭 苔寺参道 3種類

額サイズ 22×27.5cm(タテ×ヨコ)
金閣寺 平安神宮 雪の嵐山 龍安寺・石庭 鴨川夜景 5種類