2008年 1月~12月

■ 2008年8月29日 新型洋上風車開発・九大
太陽電池と風車を組み合わせた長さ約2キロ、幅約800メートルの巨大な発電装置を海に浮かべ、低コストで大きな電力を得る「新型エコ発電所」の開発を太田俊昭・九州大名誉教授らのチームが進めていることが明らかにされた。強い風や波にあらがわずに受け流す新しい浮体 ( ふたい ) を採用したのが特徴で、発電所真下には、漁業と二酸化炭素吸収の両方に役立つ藻場も形成するという。システムの発電能力は約30万キロ・ワット、三つで原子力発電所1基分になる。建設コストは1キロ・ワットあたり7~14万円で、一般的な原子力発電所の同約20万円より安い。太田名誉教授は「3年後にも実用化可能」としている。

■ 2008年8月23日 絶好調・デンマークの風力ビジネス
デンマークの風力発電設備メーカーのヴェスタス(Vestas)が15日、第二四半期の利益が27%伸びたと発表した。その背景には原油高や地球温暖化を背景とする再生可能エネルギーの需要増があるという。純利益については昨年の5100万ユーロから、6500万ユーロ(9600万ドル)に跳ね上がり、現在の受注残は72億ユーロに膨らんでいる。こうした需要に答えるため、新たに中国とアメリカに製造工場を建設する予定だ。その結果、世界の風力発電市場に占める自社のシェアが昨年の23%から25%になるだろうと予測している。

■ 2008年8月7日三菱重工、ブルガリアで風力発電による売電事業を開始2
三菱重工業は、ブルガリアで風力発電設備を活用した売電事業を開始。現地の建設会社であるイノス社と共同で事業運営会社カリアクラ・ウィンドパワー社(KWP)を設立、同国初となるウインドファームを建設して営業運転し、電力はすべて同国国営電力会社(NEK)に販売する。

■ 2008年8月2日 07年の太陽光や風力など自然エネルギー投資額、中国は2位
太陽光や風力など自然エネルギー(再生可能エネルギー)への投資総額が先ごろ発表され、07年度の世界ランキングでドイツに次いで中国が2位となった。英国の環境NGO「The Climate Group」の研究報告で明らかとなった。同日付で中国新聞社(電子版)が英BBC放送の報道をもとに伝えた。 報告によると、07年、ドイツの再生可能エネルギーへの投資総額は140億ドル。それに対し中国は120億ドルだが、今後12年、二酸化炭素の排出が少ないエネルギーの開発に年間平均330億ドルを投資していく見通し。

■ 2008年07月22日 風力発電で形が変わるプレハブ式超高層ビル、ドバイに建設
各フロアがゆっくり回転し、タワーの外形がたえず変化する。各階の間に風力タービンが設置され、建造物全体で電力を自給自足する仕組み。dramatic Dynamic tower.の第一号には、高級マンション、オフィス、ホテルが入る予定。計画では、高さ約421mで80階建てとなる。2010年までに完成の予定。

■ 2008年05月21日 中国、風力発電で世界第5位
2007年末、中国の風力発電容量は605万キトワットに。ドイツ、アメリカ、スペイン、インドに次ぐ世界第5位になった。

■ 2008年3月28日 青山高原60基 風車日本一目指す
三重県伊賀市と津市にまたがる青山高原に、風力発電が新たに40基建設されて60基となり、日本一の風力発電システムとなる見通し。総費用は約200億円を見込んでいる。候補地の一部は国定公園のため、2008年度から2年かけて環境影響評価を行い、2010年度にも着工。2015年度までの完成を目指す。9万5,000㌔㍗に。二酸化炭素(CO2)の排出量に換算すると年9万㌧削減。

■ 2008/02/04 日英国防省が風力発電開発計画に異議
英国防省が、軍のレーダーに影響を及ぼす恐れがあるとの理由から、複数の風力発電開発計画に異議を唱えていることが分かった。4日のタイムズ紙が伝えた。タイムズ紙によると、国防省は航空機の発見に支障が出るとして、同国東海岸に提案された少なくとも4件の風力発電開発計画に異議を唱えた。

■ 2008/01/25 風力発電に「逆風」
風を利用して発電する風力発電に「逆風」が吹いている。風車が強風で破損したり、落下したり、風車を支える鉄塔が倒壊するなどのトラブルが相次いでいるのだ。風車の75%以上は外国製で、日本の気候に対応しきれていないという指摘も出ている。

■ 2008/01/10 新彊ウイグル自治区世界最大の風力発電基地プロジェクトが進行中
列車も転覆する強風の新彊ウイグル自治区トルファン市で建設中の風力発電基地の様子が地元のメディアで紹介された。完成すれば世界最大の風力発電基地となる。写真は同自治区にある他の風力発電基地の様子。

NPO法人風のホームページ: 2008年 1月~12月
http://kaze-net.jp/npo//article.php/20090728104138417